そんなわけで、今回はtxt2assのルビズレについてです。
ニコニコ動画でも、txt2assを利用してのカラオケ字幕をよく見かけます。
中にはルビを振ってくれてある動画があるのですが、モノによってはズレています。
えっ、どうズレているか分からないって?
試しに見せてみましょうか。下記の画像を比べてみて下さい。
左側がWindows2000でtxt2assを使用した結果です。
で、右側がWindowsXPでtxt2assを使用した結果です。
ご覧のとおり、ルビズレが発生していますよね?
「し」とかを比べれば、よく分かるかと思います。
txt2assの設定ファイルやタイムタグテキストを同じモノにしても、このありさまです。(;´Д`)
特に、WindowsXPでは顕著にズレが確認できますね。
ルビだけではなく、Windows2000に比べて本来の歌詞も左に寄っているのも、原因でしょうかね。
これについて、下記の技術資料を入手しました。
Windows XP での全角固定ピッチフォントの仕様変更
直接関係しているか不明ですが、WindowsXPからフォント関連が変更されているようですね。
WindowsXP+特定のフォント+フォントサイズの場合は、ルビズレは回避できなさそうです。
このルビズレの対策は、思いつく限りは3つですね。
1.WindowsXPを使用しない。
2.ルビズレが発生しないフォント+フォントサイズを使用する。
3.ASSを直接編集して、ルビズレを修正する。
ぶっちゃけ、3は位置だけではなく縁ワイプタイミングも調整必要ですので、お勧めしません。
2は十分現実ですが、細かいフォントサイズ調整で悩むこともあるかと。
そんなわけで、俺は1の方法をお勧めします。
そんなわけで、ここからが本題です。
Windows2000+txt2assの組み合わせで毎回ASSを作れるようにしたいと考えます。
しかし、現在のPC構成は、WindowsVistaかWindowsXPでしょう。
そのため、Windows2000のために別マシンやマルチブートが浮かびますが、ちょっと待ちましょう。
そんなことをしなくても、仮想PCを使用する方法がありますよ。
仮想PCとは、メインPCのOS上に仮想上のPCを構築する仕組みです。
この方法であれば、メインPCを起動した状態で、必要に応じてWindows2000を使用できます。
仮想PCは、VirtualPC(Microsoft製)とVMware(VMware製)の2種類が有名ですかね。
後述の記事では、VMware(VMware製)を使用した構築手順を説明します。
えっ、なんでVirtualPC(Microsoft製)じゃないかって?
うちのPCと相性悪いらしく、ホストOS巻き込んで強制シャットダウン喰らうので、捨てました。(爆
てことで、VMwareを使用してWindows2000の仮想PC環境を作る手順は、続きをご覧下さい。
まずは全体の流れを書いておきます。
1.『VMware Server 1.0.8』を入手する。
→Windows2000の仮想PC環境を構築するために、必要です。
2.『VMware Player 2.5』を入手する。
→1.で構築した仮想PC環境を起動するのに必要です。
3.『VMware Server 1.0.8』で仮想PC環境を構築する。
→仮想PC環境の構築手順です。
4.『VMware Player 2.5』で仮想PC環境を構築する。
→仮想PC環境の構築手順です。
5.『VMware Player 2.5』でtxt2assを使用する。
→仮想PC環境でのtxt2assの使用手順です。
では、各項目の説明と行きますか。
1.『VMware Server 1.0.8』を入手する。
2009年3月現在の最新版は2.0ですが、かなり使い勝手が悪いためお勧めしません。
『VMware Server 1.0.8』は、下記の本家サイトで無料ダウンロード可能です。
VMware
右上の『ダウンロード』→VMware Serverの『無償ダウンロード』→
→『無料のシリアル番号を登録』で、無料会員登録(英語)→前画面に戻る→
VMware Server 1.0.8の『ダウンロード』→for Windows Systemsの『Binary (.exe)』
会員登録はどこで必要になったか忘れたけど、ダウンロードかインストールで必要です。
英語画面ですが、適当に埋めましょう。(ぉ
とりあえず、メアドと国名、欲しいシリアル番号の数とかぐらいは、マジメに入力で。
特に、メアドはいろいろと情報が送られてくるので、必ず受信可能なメアドで。
2.『VMware Player 2.5』を入手する。
2009年3月現在の最新版です。とりあえず、一番最新版で良いかなと。
『VMware Player 2.5』は、下記の本家サイトで無料ダウンロード可能です。
VMware
右上の『ダウンロード』→『デスクトップ製品』→VMware Playerの『ダウンロード』→
VMware Player 2.5の『ダウンロード』→必要事項入力(英語)→『dwonload』
必要事項入力も、メアドと国名ぐらいしっかり書けば適当でOK。
3.『VMware Server 1.0.8』で仮想PC環境を構築する。
ダウンロードした『VMware Server 1.0.8』を早速インストールします。
インストールや環境構築については、下記のサイトを参考にして下さいな。
#from Kenのムービー計画
VMware ServerとVMware Player 2の試用
ゲストOS(仮想PCのOS)はWindows2000なので、間違ってLinuxとか選択しないでね。(゚∀゚)アヒャ!
なお、ゲストOSのインストールはisoファイルでも可能のようです。
ただし、俺の環境はisoを指定してもダメでした。
しょうがないので『deamon tool』でisoをマウントして、『deamon tool』のドライブを選択してインストールです。
設定段階で選択したフォルダに、vmdk・vmsd・vmxなどができているでしょう。
これらのファイルを作成するために、『VMware Server 1.0.8』を使用しましたからね。
なので、用済みになった『VMware Server 1.0.8』をアンインストールします。(ぇ
※「私はあなたの右腕だったはずでは?」って名台詞ですよね~♪
4.『VMware Player 2.5』で仮想PC環境を構築する。
お次は、ダウンロードした『VMware Player 2.5』をインストールします。
インストールや環境構築については、下記のサイトを参考にして下さいな。
#from Kenのムービー計画
VMware ServerとVMware Player 2の試用
VMware Player 2の共有フォルダ機能
これで、VMware Player上で共有フォルダ機能が使用可能になります。
あとは、仮想PCにtxt2assの入れたり設定したりすれば、完了です。
5.『VMware Player 2.5』でtxt2assを使用する。
4.にてtxt2assも動作できるようにしてあり、共有フォルダ機能を有効にしてあれば、後は簡単です。
方針としては、タイムタグとか基本的なことはホストで実施し、ass出力だけ仮想PCで実施です。
まず、共有フォルダに、txtファイル(タイムタグ付き)を入れます。
次に、『VMware Player 2.5』から仮想PCを起動します。
それから、仮想PCでtxt2assを起動し、kraファイルやassファイルを作成し、共有フォルダへ放り込みます。
こうするとホストでkraファイルやassファイルを参照できるので、字幕埋め込み可能になります。
以上、Windows2000の仮想PCを利用した、txt2assによるass作成でした。
まずは全体の流れを書いておきます。
1.『VMware Server 1.0.8』を入手する。
→Windows2000の仮想PC環境を構築するために、必要です。
2.『VMware Player 2.5』を入手する。
→1.で構築した仮想PC環境を起動するのに必要です。
3.『VMware Server 1.0.8』で仮想PC環境を構築する。
→仮想PC環境の構築手順です。
4.『VMware Player 2.5』で仮想PC環境を構築する。
→仮想PC環境の構築手順です。
5.『VMware Player 2.5』でtxt2assを使用する。
→仮想PC環境でのtxt2assの使用手順です。
では、各項目の説明と行きますか。
1.『VMware Server 1.0.8』を入手する。
2009年3月現在の最新版は2.0ですが、かなり使い勝手が悪いためお勧めしません。
『VMware Server 1.0.8』は、下記の本家サイトで無料ダウンロード可能です。
VMware
右上の『ダウンロード』→VMware Serverの『無償ダウンロード』→
→『無料のシリアル番号を登録』で、無料会員登録(英語)→前画面に戻る→
VMware Server 1.0.8の『ダウンロード』→for Windows Systemsの『Binary (.exe)』
会員登録はどこで必要になったか忘れたけど、ダウンロードかインストールで必要です。
英語画面ですが、適当に埋めましょう。(ぉ
とりあえず、メアドと国名、欲しいシリアル番号の数とかぐらいは、マジメに入力で。
特に、メアドはいろいろと情報が送られてくるので、必ず受信可能なメアドで。
2.『VMware Player 2.5』を入手する。
2009年3月現在の最新版です。とりあえず、一番最新版で良いかなと。
『VMware Player 2.5』は、下記の本家サイトで無料ダウンロード可能です。
VMware
右上の『ダウンロード』→『デスクトップ製品』→VMware Playerの『ダウンロード』→
VMware Player 2.5の『ダウンロード』→必要事項入力(英語)→『dwonload』
必要事項入力も、メアドと国名ぐらいしっかり書けば適当でOK。
3.『VMware Server 1.0.8』で仮想PC環境を構築する。
ダウンロードした『VMware Server 1.0.8』を早速インストールします。
インストールや環境構築については、下記のサイトを参考にして下さいな。
#from Kenのムービー計画
VMware ServerとVMware Player 2の試用
ゲストOS(仮想PCのOS)はWindows2000なので、間違ってLinuxとか選択しないでね。(゚∀゚)アヒャ!
なお、ゲストOSのインストールはisoファイルでも可能のようです。
ただし、俺の環境はisoを指定してもダメでした。
しょうがないので『deamon tool』でisoをマウントして、『deamon tool』のドライブを選択してインストールです。
設定段階で選択したフォルダに、vmdk・vmsd・vmxなどができているでしょう。
これらのファイルを作成するために、『VMware Server 1.0.8』を使用しましたからね。
なので、用済みになった『VMware Server 1.0.8』をアンインストールします。(ぇ
※「私はあなたの右腕だったはずでは?」って名台詞ですよね~♪
4.『VMware Player 2.5』で仮想PC環境を構築する。
お次は、ダウンロードした『VMware Player 2.5』をインストールします。
インストールや環境構築については、下記のサイトを参考にして下さいな。
#from Kenのムービー計画
VMware ServerとVMware Player 2の試用
VMware Player 2の共有フォルダ機能
これで、VMware Player上で共有フォルダ機能が使用可能になります。
あとは、仮想PCにtxt2assの入れたり設定したりすれば、完了です。
5.『VMware Player 2.5』でtxt2assを使用する。
4.にてtxt2assも動作できるようにしてあり、共有フォルダ機能を有効にしてあれば、後は簡単です。
方針としては、タイムタグとか基本的なことはホストで実施し、ass出力だけ仮想PCで実施です。
まず、共有フォルダに、txtファイル(タイムタグ付き)を入れます。
次に、『VMware Player 2.5』から仮想PCを起動します。
それから、仮想PCでtxt2assを起動し、kraファイルやassファイルを作成し、共有フォルダへ放り込みます。
こうするとホストでkraファイルやassファイルを参照できるので、字幕埋め込み可能になります。
以上、Windows2000の仮想PCを利用した、txt2assによるass作成でした。
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